LAUNCHスキャンツールの新型『X-431 PAD Ⅶ』と、『X-431 PAD V』を比較します

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2021年9月より、Launch Tech社 の最上位モデルかつ新型スキャンツール『X-431 PAD Ⅶ』の販売を開始致しました。LAUNCH スキャンツール『X-431 PAD V』とは何が違うのか? 当記事で両者を比較していきます。

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PAD VII と PAD Vを比較する

機種名 X-431 PAD VII X-431 PAD V
税込価格 583,000円 491,700円
OS Android9.0 Android7.1
CPU 2.0GHz 8core 2.0GHz 8core
メモリ 8GB 4GB
ストレージ 256GB 64GB
スクリーン 13.3インチ 10.1インチ
解像度 1920×1080 1920×1200
カメラ 前面8MP/背面13MP 前面8MP/背面13MP
VCIコネクター Smart Link Smart Box3.0
VCI通信 2.4GHz&5GHz dual Wi-Fi 2.4GHz&5GHz dual Wi-Fi
バッテリー 19000mAh 9360mAh
サイズ 353×236×71mm 320×211×46mm
重量 2.96kg 1.85kg
IP65
調節可能なキックスタンド
充電スタンド
急速充電
診断レポート
トポロジーマッピング機能
ECUコーディング
ECUプログラミング
エーミング オプション機能 オプション機能
J2534/RP1210/D-POU/CAN FD/DoIP
VW & アウディガイド付き機能
Smart Link リモート診断
製品保証 1年間 1年間
アップデート無料期間 2年間 2年間

※ 赤文字は、大きな変化がある場所です。

PAD VII と PAD V の目立った違いは、「価格」「メモリ」「ストレージ」「スクリーン」「バッテリー」「重量」の6つになっています。逆に、その他はこれと言って目立った変更点はありません。

PAD VII が PAD V より優れているところ

PAD VII が PAD V より優れているところは、下記の3つです。

  1. メモリ・ストレージともに性能アップ 動作がより快適に
  2. スクリーンサイズも大きくなって、画面が見やすくなった
  3. バッテリー容量が2倍以上に! 充電切れの心配が低減?

メモリ・ストレージともに性能アップ 動作がより快適に

メモリ ストレージ
PAD VII 8GB 256GB
PAD V 4GB 64GB

メモリとストレージは、主にスキャンツールの動作速度などに影響を与える部品となっています。例えば、メモリは搭載されているGB(ギガバイト)以上の負荷がかかる作業を行うと動作がガタつきます。

メモリは、パソコンなどのコンピューターにも搭載されています。パソコンを使っていて、ブラウザのタブを大量に開いた時に、タブの開きが遅くなった経験はございませんでしょうか? あれらは使用しているメモリにGB以上の負荷がかかったことで発生する現象です。

ストレージは、画像や動画、アプリなどを保存する部品です。GBが大きければ大きいほど、保存できる容量が大きくなります。

スキャンツールを使って何をするか、どんな診断を行うか、などによって適切なメモリ・ストレージ容量は変わってきますが、必要な容量を適切に判断するのはなかなか難しいものがあります。さらにメモリは後から容量を変更することも難しいので、容量が多少大きいくらいのスキャンツールを購入するのが失敗しないためには重要なポイントです。PAD VII では、PAD V より、メモリーは2倍・ストレージは4倍のモノが搭載されています。

スクリーンサイズも大きくなって、画面が見やすくなった

インチ サイズ
PAD VII 13.3インチ 165×294mm
 A4用紙 210×297mm
PAD V 10.1インチ 136×217mm
 A5用紙 148×210mm

PAD VII は PAD V よりスクリーンサイズが1.3倍大きくなっています。PAD VII は 13.3インチ、PAD V は 10.1インチです。

PAD VII のスクリーンは、A4用紙より少し小さくなったサイズとなっています。A4用紙より幅が50mmほど狭くなったサイズです。一方で、PAD V は、A5用紙のサイズに近くなっています。

バッテリー容量が2倍以上に! 充電切れの心配が低減?

バッテリー
PAD VII 19000mAh
PAD V 9360mAh

PAD VII は PAD V よりバッテリー容量が2倍以上になっています。バッテリーの消費量は、スクリーンの大きさ、解像度、起動アプリ、使用内容など総合的な消費電力の強さの影響を受けます。なので、バッテリー容量が多いことが充電持ちが長さにつながるわけではありませんが、同条件の場合はバッテリー容量が多いと充電が長持ちするので嬉しいポイントですね。

PAD VII が PAD V より劣っているところ

PAD VII が PAD V より劣っているところは、下記の2つです。

  1. 重量増量 ズシっとした重さがある
  2. 価格が高くて財布が痛む

重量増量 ズシっとした重さがある

重量
PAD VII 2.96kg
PAD V 1.85kg

PAD VII と PAD V の重量の違いは、たった1kgくらいです。しかし、実際に持ってみると、PAD VII はズシっとした重さと感じます。

価格が高くて財布が痛む

価格(税込)
PAD VII 583,000円
PAD V 491,700円

PAD VII は PAD V より、さらに約10万円高くなっています。PAD VII は税込価格で約60万円もしますので大きな出費となります。

まとめ

最後に、もう一度 PAD VII と PAD V の比較をして、当記事を締めたいと思います。

機種名 X-431 PAD VII X-431 PAD V
税込価格 583,000円 491,700円
OS Android9.0 Android7.1
CPU 2.0GHz 8core 2.0GHz 8core
メモリ 8GB 4GB
ストレージ 256GB 64GB
スクリーン 13.3インチ 10.1インチ
解像度 1920×1080 1920×1200
カメラ 前面8MP/背面13MP 前面8MP/背面13MP
VCIコネクター Smart Link Smart Box3.0
VCI通信 2.4GHz&5GHz dual Wi-Fi 2.4GHz&5GHz dual Wi-Fi
バッテリー 19000mAh 9360mAh
サイズ 353×236×71mm 320×211×46mm
重量 2.96kg 1.85kg
IP65
調節可能なキックスタンド
充電スタンド
急速充電
診断レポート
トポロジーマッピング機能
ECUコーディング
ECUプログラミング
エーミング オプション機能 オプション機能
J2534/RP1210/D-POU/CAN FD/DoIP
VW & アウディガイド付き機能
Smart Link リモート診断
製品保証 1年間 1年間
アップデート無料期間 2年間 2年間

PAD VII が PAD V より優れているところは下記の3つです。

  1. メモリ・ストレージともに性能アップ 動作がより快適に
  2. スクリーンサイズも大きくなって、画面が見やすくなった
  3. バッテリー容量が2倍以上に

逆に、PAD VII が PAD V より劣っているところは下記の2つです。

  1. 重量増量 ズシっとした重さがある
  2. 価格が高くて財布が痛む

それぞれにメリット・デメリットが存在するので、ぜひ購入前の参考にしてください!

LAUNCH 自動車故障診断機

Launch Tech Co.,Ltd. は中国、深圳に本社を置く世界的な自動車整備機械の総合メーカーです。1992年の設立当初より自動車の外部故障診断機の技術力や開発力に優れ世界中の市場にて高いシェアを誇っています。

2002年には香港証券取引所のグロース・エンタープライズ・マーケット(Stock Code: 8196)、2011年にはメインボード(Stock Code: 2488)にそれぞれ上場しています。

Launch Techでは技術革新と研究開発をビジネスの発展にとって最も重要な要素と考え、特にスキャンツールの分野では国内だけでなく世界各国に研究開発の拠点を置くなど、最新の研究開発から生まれた技術を基に生産される製品は市場でも最も優れたスキャンツールの一つとして世界のプロフェッショナルから評価を受けています。

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